借地権とは、「第三者から土地を借りる権利」のことです。
例えば、Bさん（借地人）はAさん（地主）に地代を払い土地を借りており、その上に自身の家を建て住んでいます。
AさんはBさんより地代収入を得ています。
このような場合、Bさんは、土地を利用する権利＝借地権を持っている状態となります。
借地人さんにとって、建物は自分のものになりますが、土地は地主さんのものとなりますので、
・地代がかかる。
・更新の際に更新料がかかる。
・建物の建て替えの際などに承諾料がかかる。
・売却する際にも地主様の承諾が必要である。
など様々な制約があります。
昔は、地主様と借地人様が顔見知りで挨拶をしあう仲ということが多くありましたが、
今では、地主側にも借地人側にも相続が発生し、お互いどんな人なのか全く知らないといったことも多いようです。
また先代より相続をしたのは良いが、借地権や底地権についての知識もなく、
管理を煩わしく思っている地主様も多くいられるようです。
そのようなこともあり、地主様と借地人様が直接やり取りをすることによって、トラブルが起こってしまう可能性も考えられます。
・地主様から底地を買取りたいと考えている。
・借地権を売却したい。
・地主様より更新を拒絶されてしまった。
など、借地権についてお悩みのことがありましたら、是非弊社にお気軽にご相談ください。
また地主様の立場ですと、借地人様から借地権を買い取ることで、
取扱いしづらい不完全所有権の底地を、完全所有権の土地とすることも可能です。
そうすることによって、土地自体の価値も上がり、土地の有効活用や売却がしやすくなるというメリットがあります。
このように私たちは、お客様の状況に応じて、様々な交渉や面倒な手続きの対応をさせていただいたり、
解決方法についてより良いアドバイスをさせていただきます。
