「共有名義の不動産の共有持分のみを売却することはできるのか?」
というご質問を受けることがあります。
結論から申しますと、共有持分のみを売却することはできます!
法律上は共有持分のみの売却は可能ですが、
共有名義の不動産はある物件などを複数人で所有している状況ですので、
様々な制約があります。
たとえば
・不動産の売却には、全ての共有名義人の同意が必要である。
・建物全体の大掛かりな改修、増改築には所有者全員の同意が必要である。
・物件の所有形態(所有者が住む、第三者に貸し出すなど)の変更には共有名義人全員の同意が必要である。
など、自分一人で勝手に利用・売却できないということがあります。
そういった不動産には、一般の方、投資家の方も手を出しにくい現状もあり、需要もありません。
ですので、
・共有名義人の方に買い取ってもらう。
・不動産業者に買い取ってもらう。
というケースが考えられます。
共有名義人の方に購入意思や購入資金があれば、問題なく売却をすることが可能ですが、なかなかそうもいかない場合も多くあるでしょう。
・共有名義人同士の仲が悪く、話し合いが進まない。
・価格交渉でもめて、トラブルになってしまった。
・そもそも購入意思、もしくは購入資金がない。
上記のようなお悩みがありましたら、是非弊社にご相談ください。
私たちは、様々な手間のかかるような交渉も承っております。
また共有持分のみの買取も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。